釣り堀

https://twitter.com/Ro_Puru

2018年アニメ感想

 前半は酔っ払いながら、後半は年が暮れる寸前に急いで書いたので推敲もせずそのままなのでぐちゃぐちゃした文章が続きますが許してください!頭に10個+αとか言ってましたが10個で限界でした。
 
 今年もほぼ終わりに近づき、同じく秋アニメも完結したものが多くなってきました。ただいま実家に帰省しておりやることもないので2018年アニメの感想でも書いていきたいと思います。
 当初は今年視聴したアニメ全ての感想を述べていくつもりでしたが、普通に面倒くさいというのと、興味の薄かった作品の内容をあまり思い出せないという理由により特に楽しめたアニメ10+αを厳選しました。順番でもつけてランキング形式でやるのも良いかと思って熟考した結果、2018年の異様なレベルの高さゆえ甲乙つけ難いものが多く、そういった順番付けはやめておきました。ただ、後に感想を書く作品ほど個人的に楽しめたという傾向はあります。
 
 

1.     魔法少女サイト

 春にTBS系列で放送されていたアニメです。TBSと聞いて警戒するオタクも多いと思います。しかし、体感的に今年の金曜TBSは良作品がかなり出ていたなという印象を受けました。ただまあいくら良作品と言ってもこんな年間上位に入るのかというとそうでもなく、それに足るだけの理由があります。
この魔法少女サイトというアニメは私のオタク人生に絶大な影響を与えたアニメと言って差し支えありません。私はこのアニメを見て新たな性癖に目覚める結果となりました。Twitterの方でも何回か言っているのですが、私はこのアニメを通して百合の良さに気づくことができました。
きっと、俺妹のあやせを見ていじめられるのもよさそうだと思ったり、禁書のラストオーダーを見てロリキャラに魅力を感じたように大きな影響があったと思います。
 
これまで百合というジャンルに対しある種の嫌悪感を抱いており、中々理解を示すことが出来ないでいました。それは人間が同性同士で愛し合い肉体的に絡み合う様を良しと思えなかった狭小な価値観や、二次創作で無理やりに百合カップリングをしようと試みるオタクたちに好感が持てなかったなどの要因があります。ですが、この作品に触れたことで今までのくだらない無意味な考えの殻を破り私は目覚めることが出来ました。百合の良さを理解することが出来たのです。朝霧さんと奴村さんの関係が私の心にどストレートで突き刺さりました。
元々、死の間際に愛を囁き合うようなシチュエーションが大好物な私ですが、魔法少女サイトには似たような雰囲気を感じました。朝霧さんと奴村さんの近くには常に死があり、気の抜けない日常。度重なる戦いで体は傷だらけになっていく。そんな中でも二人の友情は強く結ばれている。最初はただ単純にこの関係を見て楽しんでいました。だけど、少しずつ二人の距離が縮まっていくにつれ私には違うものが見え始めました。二人をただの同性の友人同士としてではなく、命を預け合う恋人同士のように私の脳みその中で変換され始めました。なぜだかは分かりません。いつの間にか私は百合を受け入れてしまっていたのです。何か劇的な場面を見たわけでもなく、ただ無意識に朝霧さんと奴村さんはもう恋人に近いところまできてしまったんだなと、そう考えるようになってしまっていたのです。ここが私の百合への理解の入り口でした。ここからは何かにつけ女の子同士を脳内で百合カップルにしてしまっていましたが、最近はようやく収まりつつあります。
 
つらつらと感情のまま感想を書いていると支離滅裂な文章になってしまうのでこれぐらいにしておきましょう。とにかく、魔法少女サイトによって私は百合の良さに目覚め、後述するやがて君になるを楽しむための地盤を固めることができました。そのことに感謝しつつこの文章を締めたいと思います。
 
 

2.     ラーメン大好き小泉さん

 冬に放送されたこちらのアニメ、私の中では日常アニメに分類されていますがほとんどのオタクもそうですよね?かと言ってラーメン要素が軽視されているわけでは決してなく、タイトル通りラーメンが大好きな小泉さんが巡る様々なラーメン屋を見ることが出来ます。私が訪れたことのある店はチェーン店の一蘭のみだったのですが、蒙古タンメン中本などの有名店も多数登場しており、時間帯も合わさってかなりの飯テロアニメと化していました。(BS11で視聴したため日付が変わってからゆるキャンと連続して放送されていました。)
 
 私がこのアニメに惹かれたのはラーメン要素ではなく主人公を取り巻く日常模様の方でした。しかしこうして年間上位アニメに入れたにも関わらず書くことが見当たりません。何かしら書けるだろうと思って始めた今年のアニメ感想ですが2つ目にしてどん詰まりです。
 ですがそれが日常というものではないでしょうか。私達が普段過ごしている日常も毎日特筆することがない出来事の連続でも、後になって思い返してみれば楽しかったというような経験が少なくないと思います。ただ学校に通い授業を受け友達と喋りながら家路につく。こんな繰り返しの毎日の中にも楽しさはあり、それは思い出となるのです。きっと、私の中でラーメン大好き小泉さんというアニメは過去の楽しかった記憶の一部となっているのでしょう。悠ちゃんが小泉さんを追いかける日常を私は懐かしんでいるのです。
 
 恐らく思い出補正込みで私はこのアニメを年間上位にねじ込んでしまったのでしょう。OPEDを聴くとノスタルジックな気分になります。個人的な話ですが、キャンパスが移動する前の楽しかった日々を思い出します。このアニメは楽しかった過去の日々を多い出すトリガーとしてかなりの性能を持っていたため持ち上げているに過ぎないのかもしれません。それでも、私はラーメン大好き小泉さんが大好きなのでこの文章を書かせていただきました。
 
 

3.     メガロボクス

あしたのジョー連載50周年を記念して制作されたオリジナルアニメ。春に放送されたもので、こちらもTBSからとなります。久々に泥臭い汗まみれのような物語だったような気がします。実際見ていて熱くなれるシーンが数々あり、萌アニメとはまた違った趣を感じられて大変満足いく作品でした。1クールという決して長くない話数の中に一人の男の生き方を詰め込んで、上手く描かれています。
この作品にもこれといった熱意があったわけではないですが単純に面白く、引き込まれたので堂々の年間上位です。硬派なアニメが好きなオタクに視聴をおすすめしたくなる作品ですね。
 
 

4.青春豚野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

電撃文庫より刊行されている青春豚野郎シリーズです。秋に放送されていました。昨今ではすっかり珍しくなってしまったようなラノベ原作の学園ラブコメものです。見ていると2012年あたりのラノベ原作ラブコメラッシュを思い出すアニメでした。原作者の前作、さくら荘も2012年のアニメでこの人の作風自体が好きなのかもしれません。(前作はハーレムというほどではありませんでしたが。)
上に書いたように少し昔を思い出す作風で、視聴中はまるで中学生の頃に戻ったような気分になれました。リバイバルっていう語彙しか思い浮かばなかったのですが、私の表現したいことに近いでしょうか?俺妹とか、ココロコネクトとかあそこらへんを見ているような感覚です。
 
話自体はヒロイン一人一人に焦点を当てて問題を解決していくオーソドックスな内容です。序盤の事件は物理の思考実験に絡められており、先の展開を予想する為のヒントが与えられていたのでそういった点でも楽しめましたね。正に王道な展開で不意を突かれあっと言わされるようなことはなかったものの、安定感のあるストーリー展開と麻衣先輩の圧倒的正妻力で余りあるほどの魅力があったのではないでしょうか。私は双葉さんが好きなんですけどね。
しかしそれだけでここまで好きになれるかというと、そんなわけはありません。これにも理由があります。それはタイトルにもなっている青春豚野郎はバニーガール先輩の夢を見ない、ずばり一番初めの話が私の心を鷲掴みにしました。最初の3話で完全に虜にされ最終回まで褒めちぎりまくる信者と化した次第です。
 
私は何より儚いものに惹かれるようで(死に際の愛が好きで仕方がないのもこれによるものと思われます。)、いつ咲太の認知から外れるか分からない状況で語りかけ続ける麻衣先輩のセリフは好きなシチュエーションそのものと言えたのではないでしょうか。

誰からも認知されなくなる、これは実質的な死です。生命活動が停止していないだけで人間同士の関係からはずれてしまえばそれはいなくなったも同然、死と同義です。その間際に唯一信頼を置ける咲太は未だ自分のことを認識できており、辛うじてまだ自分は生きていることを感じられたでしょう。そんな時に発せられた「今、私が震えながら消えたくないって言って泣き出したらどうする?」 このセリフ、消えかかっている麻衣先輩の心中を吐露するもの、本当は消えたくないそんな気持ちがこれに詰まっています。もう興奮ですよね。消えたくないその気持ちをひねくれながらも咲太に告白するその姿にもう夢中ですよ私は。

自分の存在が誰の中からも消滅することに対する恐怖、そこから出た本心。この本心が重要なんです。人間が死ぬ寸前に出す言葉というのは包み隠さない本物の感情なんです。だからこそ価値がある。告白が安っぽくならないための舞台装置なんです死というのは。それを認知からの消滅という形で擬似再現したのが麻衣先輩の思春期症候群でした。その演出が私にピタリとハマりこうして年間上位にまで押し上げるに至ったというわけです。

 

来夏には劇場版の公開が発表されており、原作ファンからも評価の高い話ですので非常に楽しみにして待っています。

 

 

5.ハイスコアガール

 夏に放送された過去のアーケードゲームを紹介していく系のアニメ…と思いきや直球のラブコメに舵切りし、それがとてつもなく私にハマったアニメです。
正直言って序盤の数話は数多放送されているアニメの1つに過ぎなかったこの作品ですが、上述のようにラブコメ路線に突入し天野さんの可愛さがフォーカスされた途端ファンになってしまいました。
更に日高さんが出てきてからの加速っぷりは半端ないですね。ダブルヒロインの中で私が日高好きなのも相まっての主観感も否めませんが。でもでも俺の周りは日高さん好きが多数派だったからあながち間違いではないですよね。
 
 
 秋から放送を開始したソードアート・オンライン3期。事前に4クールをかけてアリシゼーション編をやると発表されたので原作既読の私はもう喜びまくりました。ちょうど中2の時にハマったアリシゼーションが願望どおり4クールで放送されるなんて夢にも思わなかったからですからね。
 これも結構思い出の作品となりつつあるのでかなり他の人とは離れた評価の可能性があり、客観的な評価だとどれぐらいの面白さに位置づけられているのか気になりますが、とりあえず私はこうして迷いなく年間上位にあげてしまうほど楽しめています。やっぱり待ちに待った原作のアニメ化というのは嬉しいですよね。
 OPの曲も良いですし、初めてOP映像を見たときの気持ちの高まりようは尋常ではありませんでした。ああ、待っていたアニメ化が理想の形で実現したんだなと、安堵と期待の気持ちでいっぱいになりました。
 
 

2018年日常アニメで三ツ星カラーズと双璧を成すアニメ、となりの吸血鬼さん。例年通りであればトップ3に入れたいほどの満足度だったはずが、上のアニメが強すぎたせいでこの位置です。

 
 あまり長髪キャラが好きではないのにソフィーちゃんはなぜかかなり好きになってしまいました。やっぱり銀髪と赤目の組み合わせが強いんですかねえ。あと、口調もいいですよね。灯に行動を促す時に「~しなさい。」ってセリフをたまに喋るんですけどこれがたまらないです。さすが約360歳の美少女ですね、完全に灯を幼子のように思っています。そして私もソフィーちゃんから慈愛に満ちた笑顔を向けられたいです。
 
 
 秋アニメに放送された百合アニメ。最高アニメーション。これを見るために俺は2018年にオタクをやっていたのだろうか?だけど忘れません、これを楽しめたのは魔法少女サイトの視聴あってのものだったことを。
 
 作品内で明確に百合要素が描かれているため妄想で補完する必要がなく、レズセックス以外の欲求は満たせそうなものでした。個人的にディープキスのシーンでその描写と、小糸ちゃんが七海先輩の上に乗ってやるっていう体勢に大変興奮しました。白状するとあそこでシコりました。
 その他にも度々キスをせがむ七海先輩や小糸ちゃんの部屋で絡み合う二人はなんだかこう、胸にくるものがありましたね。女子高校生という限りなく綺麗な尊い存在が二人であんなことをやっているなんて…。
 
 注目すべきは百合要素だけではないことを声を大にして言いたいです。ていうかそれがメインです。このアニメの百合がいいなんて皆知っています、改めて確認する必要さえありません。
 では私が中止した部分はどこか? それは制服です。私は学校アニメを見る時に必ず制服に注目するのですが、やがて君になるの制服はかなりの高得点でした。私はまだどんな制服が自分に刺さるのかが分析できておらず、好みが分からないのでこの制服のどこが好きなのかも詳しく書けないのが残念で仕方ありません。
 恐らく夏服と冬服はほぼ同じデザインだと思われますが、冬服は羽織っているものが1枚多いですね。どちらのデザインが好きかと聞かれたら優劣つけ難く迷うのですがやはり夏服の方でしょうか。作中でも言及されていましたけど、あのベルトはやっぱり汗かくみたいですね。こういう生理現象に登場人物が触れると生々しさが増して興奮してしまいますね。小糸ちゃんがかいた汗、自分の体に塗り込むも良し、舐めても良しの万能っぷりです。妄想が加速します。
 
 小糸ちゃんの体の細さも私的には相当ポイント高い点でした。普段はどちらかというとふくよかなタイプのキャラのほうが好きなはずなんですが小糸ちゃんに限ってはその華奢さが性癖に刺さりました。強く抱きしめたくなりますよね。そして小糸ちゃんに呆れ半分で何か言われたいです。小糸ちゃんはきっといい匂いがするんでしょうね。その妄想だけでもうシコれます。抱きついている最終に髪の毛を結っているヘアゴムを取って髪の毛を降ろし、その匂いを嗅いでみたいです。小糸ちゃんならなんだかんだ流されて小言を言いながらも無抵抗を貫きそうです。
 
 そして小糸ちゃんと七海先輩のこじれた関係もいいですよね。七海先輩は自分のことを好きだと思わない小糸ちゃんに好意をよせていて、つまり決して両思いにはならない関係。先輩自身は自らのことをひどく嫌っているが小糸ちゃんはそんな先輩のことが好きで…。中々難しそうな問題ですがどうなるのか気になります。気になったので原作を買いました。アニメで続きを見られるかは分からないですからね。
 
 
 2018年日常アニメの頂点だと思っています。いや、もしかしたら今まで見た日常アニメの中で最も好きと言えるかもしれません。冬に放送された三ツ星カラーズです。
 上野を中心とした範囲で展開される女子小学生3人による日常。まるで自分まであの頃に戻ったような、そんな錯覚に陥る作品。いたずら好きの皆を見ているといつも叱られていた小学生時代を思い出します。小さい頃は私もよく外で遊びたくさんいたずらのような事をしていました。
 まだ20年ほどしか生きていませんが、楽しかった時期の思い出に浸りながら見られるアニメは貴重です。これもラーメン大好き小泉さんと同じく昔のことを思い出すトリガーとして重宝していたのかもしれません。
 
 というそれっぽいことを語っても、本心は可愛い女の子が楽しそうに過ごしているだけで私は楽しめます。大半のオタクはそうだよね?三ツ星カラーズは主要キャラのさっちゃん、結衣、琴葉の全員が好みで限りなく完璧に近いメンバーでしたね。性格のバランスもよく、掛け合いを楽しく眺めることが出来ました。とりわけ琴葉ちゃんに対しては並々ならぬ愛おしさを覚えました。
 
 なんでしょうね、どちらかというとM寄りの私の性癖を刺激してきたのでしょうか。隙あらば人の頭を踏もうとするその姿に、自分も踏まれたい蹴られたいみぞおちを突かれたいなどといった欲望を抱いていたのでしょうか。口ではスプラッターなことを度々口にするところから琴葉のSっ気が垣間見えます。きっと頼めばいくらでも踏んで蹴ってくれるでしょう。小学生程度の蹴りならいくらやられても喜びにしかならないと思います。実際にやられたことがないのでなんとも言えませんが。
 琴葉の口の悪さはよく考えずに発言している小学生らしさからくるものだと思われます。実際にヒトやその他の動物を殺戮したいとか考えていたらさすがに怖いです。なので、私の中で琴葉の発言はノリというか、冗談で言っているものと解釈し話を続けます。
 様々な残虐な発言をしてきた琴葉を見て、ここでも私は小学生の時を思い出します。自分にもあんな発言をたくさんしていた時期がありました覚えがあります。作中の琴葉のように物を壊したり(けん玉を使ってコマや紙飛行機を叩き落としていた。)、乱暴な発言が多い子供でした。きっと私の幼少期と琴葉はかなり似ている部分が多いのだと思います。ゲームも大好きでずっとやっていましたしね。
 そこから、きっと琴葉は上野公園で虫を見つけては木の棒でグリグリと潰していると推察できます。少なからず危険な思想を持った少女なのは間違いないですし、それをヒトなどにぶつけない場合どこに矛先が向かうか。個体差が感じられず殺しても大した罪悪感が沸かない虫です。琴葉は虫を見つけては殺害する日常を送っているに違いありません。全く危険な少女です。
 そしてそんなことを想像して何が楽しいのかというと、琴葉がしゃがみ込み頭を伏せ一生懸命虫を殺す姿を想像するととてつもなく可愛くありませんか?たまに見せるあの笑顔を地面と死にゆく虫にだけ向け楽しんでいるのです。公園の片隅で、一人で小さくなって虫の生命の脆さを感じている琴葉。脳内に思い浮かべるだけで愛らしくてしょうがありません。小学生の、恐らくまだ第二次性徴期にも差し掛かっていない体はまだとても小さいです。それが足を畳み太ももと胸は接触し体を丸めているんです。後ろから抱っこしたくなりますよね。琴葉は絶対に抱っこされるのが嫌いな子供です。手足をバタバタさせ暴れる琴葉をしっかりと抱擁してみたいものですね。
でも本当はMな琴葉や甘えん坊な琴葉を想像してみても良いかもしれません。ここまでくると完全に本編から逸脱してしまいますが可愛いのでOKです。
 
しかし、三ツ星カラーズで私が真に注目したいのは登場人物の可愛さではありません。確かに可愛さが飛び抜けており、それは特筆するに値する事柄なのは間違いないです。では何がそこまで私に響いたのか。
日常アニメを見る時に必ず注目するのは色です。雰囲気とかそういった話ではなく目で視る色のことです。これは非常に言語化が難しい部分なのですが、彩度の高い画の方が好みなのではないかと推測しています。具体例を出すと城下町のダンデライオンの色はかなりの好みでした。このアニメはキャラや背景が全体的に明るく見ていると気分も明るくなりました。
室内に籠もっていることも少なく、ほぼ常に外に出ている映像のため気分がリフレッシュされることがあると思います。実はこれも重要な評価項目なんですよね。アニメを見ている時にずっと同じ室内で物語が展開されているとなんだか閉鎖感があり息苦しくなってしまいます。その点三ツ星カラーズは上野という広い範囲がメインの舞台で話数ごとに違う場所にお出かけしていました。明るい色のおかげでまるで午前中の白い陽の光の中を散歩しているような気分になれましたね。本当に見ていると元気になれるアニメです。
 
 他にはBGMが偉大でした。あのピコピコBGM。聴けば絶対に三ツ星カラーズのものだ!と分かるBGM。あれも聴くと和みますよね。これは本当に主張したいです、三ツ星カラーズBGMは最高だぞと。
 
 様々な評価項目で高得点を叩き出している三ツ星カラーズ。年間上位3本に絶対入っています。それぐらい好きになれるアニメでした。このアニメを見られただけで私は満足でした。ありがとう2018年。
 
 

10.刀使ノ巫女

刀使ノ巫女」は2クールアニメです。第1話の展開で???となった方、第2話も必ず見てください。なぜなら、1話だけだと姫和は「どうかしている中学生」で終わってしまいます。一つの「行動」には、必ず「理由」があるんです。 #tojinomiko

2018年初頭、そのアニメは現れました。各所で公式のツイートがネタにされ、新たなるクソアニメの登場かとクソアニメ愛好家たちを期待の渦に巻き込んでいきます。そしてBS11放送日、1話を見た私は確信しました。面白くなりそうなアニメが始まったなと。しかも公式から既に2クール放送の予定が発表されていたのでもう期待するしかなかったですよね。
案の定、5話になる頃には、それまで若干感じていた糞アニメに振れるのではないか?という不安も消え去りしっかりと楽しめるようになっていました。2クール目に入る頃にはすっかりこの作品のファンに、そして見終わった今となってはこれまで見てきたアニメの中でもトップ5に入るほどに好きなアニメになっています。
 
 このアニメのキャラは皆好きですね。主要6人に加え、親衛隊や各学校長、篝さんやみなとさん、姫たちも好きです。各々のキャラが経っていてそれぞれの信念がちゃんとあるので行動原理の理解に苦しむといったこともなく快適に見ることが出来ました。(ゆきなさんに関しては最後まで見れば今までの「行動」の「理由」が分かったのでよかったですね。共感できるかどうかは別として、そういう生き方もあるんだなと思えました。)
 しかし萌え豚として誰かを選んで表明しなければなりません。可奈美ちゃん、薫、夜見の3人が特に好きでしょうか。本当に登場人物全員が好きなので選び難いところですが、この3人の中から本当に1人選ぶなら、夜見ですかね。これは選ぶその日の気分によって変わりそうなぐらい皆への高感度が高いので絶対とは言い切れないですけど。
 自分のことを拾ってくれた(この表現がいいのかは疑問です。)ゆきなさんに最後まで尽くすその姿は健気で私の心をうちました。寡黙な少女ですが確かに信念を持って生きていました。最後までゆきなのためだけに行動し、タギツヒメ陣営をも裏切り孤立していった彼女を補助し続けました。そして何より、髪型が好みでした。肩にかかるぐらいの長さが好きなのでね。
 
 とにかく、このアニメを見られてよかったです。私の中ではまどマギ放課後のプレアデスに並んで神格化されそうな勢いで好きになれました。2日間かけて時間の合間合間に少しづつ書いていたらもう2049でもうすぐFateが始まってしまいそうですし年も暮れそうですし早く書き終えねばまずいです。刀使ノ巫女に関してはもう少し言いたいところもありましたが締めです。
 
その他に年間上位の候補に上がったアニメです。
・うざめいど
・いもいも
・銀英伝
・こみが
・斉木楠雄
・され竜
・進撃
・ソンビ
・ちおちゃん
・デスマ
・ハピシュガ
・プラネットウィズ
・ラスピリ
・邪神ちゃん
ネタ枠も別に書こうと思ってましたが思いの外進まなくこの一覧に晒すだけで済ませます。あと、ギャグアニメが好きなのでそれが多く入っているような気がします。
 
 
 それでは今年もありがとうございました。来年も面白いアニメがたくさん見られるよう実況民を続けていこうと思っていますのでよろしくお願いいたします。