釣り堀

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工場

 今日も眠い。この頃の日記の書き出しは全てこれな気がする。日中はぼんやりと眠くてアニメが始まる直前に眠気のピークが来る。アニメが終わる頃にはピークが過ぎているとはいえそれでも起きているのは辛い。

 睡眠が完全に足りているとは言えないものの必要最低限は摂れているはずなのでやはりこの眠気は昼寝ができないことによるものだろうか。この1週間ぐらいアニメを除いた自由時間がほとんどなく昼寝をする時間がなかった(アニメ視聴は自由時間扱いではない。Workなので…)。学校かバイトかアニメ、そんな日々だ。

 

 今日は朝から晩までバイトをしていた。平日に1日バイトをするのはあまり気が進まないのだが、今月はあまりシフトに入れてなく来月振り込まれるお金が少なくなりそうだったので渋々丸1日の休みをバイト先への奉仕に使った。

 昼は暇だった。何もすることがなかったので何もすることがない時のために手を付けないでおいてある作業を行った。ワンサイクル10秒にも満たない単純作業を延々とこなしていると前のバイト先を思い出す。

 以前はそこら辺にある町工場でバイトをしていて、NC旋盤を永久に回していた。ワンサイクル1分程度で、旋盤を動作させている間に加工が終わった部品の寸法検査をしていく。およそ6時間、10分休憩を2回挟みつつそれ以外の間はずっと室内の同じ場所に起立していて腰が弱いわたしにとっては地獄のようなバイト先だった。何時間も同じ作業をしていると頭も弱ってきて、それをバイトとして生活の一部に組み込むのは苦痛だった。思い出すだけでも暗い気持ちになる。バイト先がバイト先なので同年代の人間もおらず、話が合う相手もいなかった。

 対して今のバイト先はほとんどの時間を屋外で座って移動しながら過ごすので精神的にも肉体的にも大変楽だ。店長もいい意味で適当な人間だし、20名を超える従業員のうち3名を除いて学生なのも和気あいあいとしていていい。バイトと言うより学祭をやっている感覚なのではないだろうか。除いた3名も店長と、こちらもまたパートの緩い女の人、最後の1人は近所のおばあちゃんといった感じの優しいおばあちゃんだ。何もかもがあの町工場と対照的。

 そんなことを思い出しながら昼間の作業を終え、夜はいつも通りちょうどいい忙しさで時間がすぐに過ぎ去っていった。

 

 退勤してからスーパーに行き夕飯の材料を調達する。今日はアニメまで時間がなかったのですぐに作れるうどんを食べることにした。材料も簡単に済むものということで、きくらげ、厚揚げ、天ぷら、かいわれ大根、小ねぎ、生姜を具材にした。薬味が好きなのでついつい買ってしまう。

 

 ジビエートを見る。話の流れもそうなのだが、カットの進み方に違和感がある。また、アクションシーンでは何をやっているかはかろうじて分かるのだがどうなっているのかがいまいち分かりづらい。アニメ制作のことはよく知らないが絵コンテが致命的なのではないかこのアニメ。謎の画面比率も謎のままだった。ともかく、見ていて愉快なアニメであることには違いないので水曜の楽しみではある。

 

 リゼロはスバルの過去に(スバルという人間に?)言及する話だった。どうしてナツキ・スバルになったのか、その過程が見られた。意味ありげなセリフが多く、この話は4章だけではなくさらにその先への布石としても大きな意味があるエピソードなんだろうと感じた。この作品の話の構成を信用しているので何でも勘ぐってしまう。

 

 グレートプリテンダーは安定した面白さ。なんだかんだこうして見せられるとマフィア側の人間にも感情移入しそうになる。ボスは映画に対しては真摯であるし、ボディガードの人にも家族がいる。「悪」の悪の側面以外を描く作品にどうしても弱い。これからどうなるのか、来週も気になるところ。

 

今日聴いた音楽