太陽に灼かれる

　例によって今日も朝からバイト。数日前の天気予報では雨が降るなどと言われていたが相変わらずの天気の良さだった。配達で外に出る必要があるので晴れているのは結構だし、何より梅雨で散々雨が降ったのでまだ当分いいかなという気持ちもある。

　予報に反してギラギラと照る太陽に腕を灼かれるこの感覚は嫌いじゃない。引きこもっていると日光が恋しくなる時期というのがある。喉元過ぎても熱さ忘れず、日光は浴びれる時に浴びておこう、というのが生活する上で持っている1つの指針だ。元々日向ぼっこが好きというのもあるけど…。そんな具合で積極的に日光を浴びていたら腕だけが黒く焼け、既に皮が剥がれ始め白い斑点がポツポツと現れている。

　今日は夕方の退勤時間までほとんど動きっぱなしだったけども、なんとか暇を見つけて店のうどんを食べた。この店のうどんは冷凍うどんなのにやたらと美味しく感じる。氷水でしっかりシメているためコシがあるからだろうか。それとも使い放題のネギか、ショウガか…。これで腹を満たせるなんてことは一切ないが、何も食べないよりはマシだろう。この気候の中で何も食べず活動し続けるのは酷だと思う。

　バイトが終わってから生活必需品を買いにお店に寄ってから帰宅した。日曜日の朝シフトが終わり、16時過ぎに帰宅する瞬間こそが幸福だと感じる。もう夜のアニメまで何もせずともよい。アニメを見ようとも、外に出ようとも、昼寝をしようとも何でもできる。大体は昼寝をして時間が無為に過ぎていってしまうが、選択肢が無数に用意された状況に幸せを感じているので、これはこれでいいのだ。

　夕飯はレトルトカレーを食べた。最近はまな板を使う料理をするのが億劫で簡単に済ませようとしてしまう。まあ、レトルトカレーで済ませると安いのでいいけど…。レトルトカレーにデスソース、みじん切りにんにく、マヨネーズ、卵を入れて自分好みの味にして食べる。こんなものを入れてたらどんな食べ物でも同じ味に染まる、典型的な味覚が破壊された人間だ。

　夜、アニメを見る。

　モンスター娘のお医者さんはサーフェの「主人公がアラクネと交わるのは構わない、その行為は気持ちが伴っていないから(意訳)」という言葉にいいね～～～～と共感した。このアニメ、当初抱いていた印象と全く違って真面目に楽しめている。初めはヒロイン使い捨てタイプの可愛い女の子が続々と出てくるバカエロアニメだと思っていたのが、話数を追うごとにそれぞれの女の子が大事にされているのが分かってきて作品自体に好感を持ってきたのが要因だと思う。ルララちゃんが好きなのでまた見たいね。

　ストライクウィッチーズは先週と同じく印象深く残っていた話だ。視聴からかなりの時間が経っていたためわたしの中で過度の神格化がなされていたようだが、それを差し引いて見ても好きだと言える話だった。皆を守りたいと度々言ってきた芳佳ちゃんがネウロイに傷つけられたリーネちゃんを見て怒りを顕にするシーンがいい(人々を守る→敵を倒すへの変遷)。大切な人がトリガーになって今まで抱いていなかった感情が励起されるのはその人が本当に特別なんだと分かる。最近の例だと魔王学院で母を傷つけられエミリアに激高するアノス様とか(あの話のアノス様、ファンユニオンの子たちに対する対応とか諸々が好きなんですね)。

　初見ハチナイはターニングポイントを過ぎて段々と楽しくなってきた。放送が終わったら見直そうかな、なんて思って最近はTLを見ず真面目に画面と向き合うようにしている(1周目を疎かにすると2周目を楽しめないので…)。放送終了後にTLの色々なオタクの解釈を読んでう～ん、う～ん、と唸っている。割とこういうことがあって、アニメ解釈が他人からの借り物なのが珍しくないのが自分の悩みだったりする。わたしもわたしの納得できる文脈の汲み取りができるといいんだけどな…。

今日聴いた音楽