解放
今日は昼間に学会で発表があった。自分がしてきたことを発表するのではなく、この春卒業する先輩の研究を引き継ぎ、わたしが代わりに発表するかたちだった。正直先輩のやってきたことをそこまで理解していなかったし*1、初めての発表だったので緊張して質疑応答の時間がこないでほしいなんて考えながら準備をしていた。
実際に質疑応答が始まってみると、会場の方々は質問をしながらも優しくわたしを導いてくださり、特に緊張することなく言葉も(たぶん)詰まることなく無難に終わったと思う。思いたい。後で聞いた話によると、座長さんがわたしの先生の知り合いだったらしい、なるほどね…。
発表が終わった後は研究室の同期と球蹴り遊びをやった。サッカーはあまり得意ではないが友達と軽くやる分なら楽しい。キーパーをやらせてもらうと、自分の正面に来たボールを受け止めたとき腕に振動が流れて気持ちいい。ゴールの脇の方に球が行くと全く反応できないのでキーパーの素質もないようだが、あの衝撃はクセになった。
思えばこの1ヶ月は忙しかった。卒検発表・卒論提出が終わったと思ったらすぐに伊豆までキャンプに行って、スキー、サークルの卒業旅行と出かける用事が多かった。間にある1日2日の休みも友達との麻雀に費やしたり、何かをしない日がなかったと思う。先に書いた卒業旅行が終わるとすぐさま学会の準備が始まりなんとも慌ただしい日々だった。かなり楽しかったと思う。
今日で山場は越えたが、まだ卒業するバイト先の先輩との用事や、週末のお出かけ、来週は卒業式もある。わたしも今年で学部を卒業するが、入学前に抱いていた空っぽの学生生活を送ることに対する恐怖が杞憂に終わってよかった。この1ヶ月だけでなく、4年間を通してそう思う(書くのに満足したので急な締め)。わたしは一人で過ごす時間が大好きであるし、誰かと過ごす時間も大好きであると確認できた4年間だった。
残りの3月は興味のあることの勉強でもできたら嬉しい。
今日聞いた音楽
*1:先輩のオリジナルなので先行研究がなく、理論立てて進めるというよりも実際に行ってみて良い結果を選択していくというやり方だったので勉強があまりできなかったのもある