夕陽のアニメ

　お盆が明けてから生活習慣が固定化されてきた。日中は学校、そこからシームレスにバイトをして帰宅、夕飯を食べるともう深夜アニメの時間だ。日々の差別化要素がほとんどなく日記を書くにも苦労する。

　今日は11時から学校へ行った。家のマスクが無くなっているのに気づいたので学校近くのコンビニでマスクを買う。実質外出チケットとなっているマスク、1枚の値段が高騰しているので困る。この出費は小さくない。

　今日はずっと試料の準備をしていた。切って、封入して、高温処理が終わったものは顕微鏡で観察するため研磨して。時間が潰せるのでこれはこれでいいが、やっぱりデータ取りをやりたいなぁみたいな焦燥感もある。そろそろ中間発表の時期が見えてきたのでほとんど進捗なしのまま準備期間に突入するのは嫌だ。後期は対面授業も少しずつ復活するという話だし、そのまま入構規制が解除されて研究室に自由に出入りできるようになればいいな。このままでは研究室生活で得たものが石英管の溶融技術だけになってしまう(言うほどそれも上達していない)。

　夕方からはバイト。学校からほぼそのままバイト先へ向かうので休憩する時間もない。そのため睡眠不足の状態で学校へ行くと暗くなってから苦労する。今日も眠い眠いと思いながら過ごしていた。バイト中は意識が若干薄くなってきて頭がよく働かなかった。

　今日のバイトはどちらかと言うと暇気味だったので後輩の子と喋っていた。このバイト先、同じ学科の後輩がかなりいるので、それで共通の話題が多かったりする。シャリ玉を握るのが下手すぎてとってもからかわれた。

　バイトが終わってまかない用の端材が入った箱を見ると大量の食材が入っていた。端材だけではなく、使用期限が切れた食材がたくさん入っていて、かなり豪華なメンツになっていた。なので今日の夕飯はまかないで済ませた。

　眠気で辛くなりながら家に帰ってきてすぐベッドに横になった。すると一瞬で意識が途切れ、気がつくと24:30(放課後ていぼう日誌が始まる時間)になっていた。自由時間が無へと消えていった。

　今日のていぼう日誌も30分が恐ろしく早い。アニメの中で語られているように、ただ釣りと言ってもその種類は場所や目的によって様々なものがあり、当然人によりその好みは異なる。今日はその好みの差が分かりやすく描かれていて、なんだかいいな～となっていた。夏海ちゃんは自分が動き回る釣りが好きで、陽渚ちゃんはボーッと浮きを眺めているのが好きだったり。わたしはあまり釣りをやったことがない人間だけど、海をただ眺めるのが好きなので、きっと陽渚ちゃんと近い嗜好かもしれないな～なんて考えていた。

　このアニメ、夕陽の画がすごく綺麗だな～って思うことが多い。空の色や雲の色、陰影の具合が好きだ。視聴者に背を向け太陽を眺めるキャラたちを見るとノスタルジックな気分になる。太平洋に面した所に住んでいるので、こういう風に太陽が海に沈んでいく光景に憧れみたいのもある。放課後ていぼう日誌、とことんいいアニメだよな…。

今日聴いた音楽